■東京モーターショーのときから一目惚れ。

PCXはホンダが製造・販売するスクータータイプのオートバイ。

PCXとはPersonal Comfort Xaloonの頭文字をとったもので日本はもとより、ヨーロッパ、東南アジア、北米、さらにオーストラリアへ輸出されています。

ホンダの数あるバイクの中でも「世界戦略車」とポジショニングされたPCXは、発売と同時に世界のホンダファンを魅了するグローバルモデルとなりました。

PCXのバリエーション車種として開発されたのは、125ccクラスのPCX(小型自動二輪車)と150ccクラスのPCX150(普通自動二輪車)で、排気量が異なる2車種が店頭に並ぶことになりました。

「2009年の10月に開催された東京モーターショーは、圧巻でしたね。

たしか41回目の開催だったと思いますが、市販予定車として出品された125ccモデルの前には、びっくりするほどのホンダユーザーが集まっていましたから~。

PCXの買取価格の理由の一つとなる人気の高さにいまさらながら感服したのを覚えています。

われわれ買取業の人間にとって、新車発表というのは新車のディーラーさんと同じくらい待ち遠しいものなんです。

次期買取ターゲットの筆頭になるバイクですからね。

予告編を観ているようで、異様にワクワクするものなんです」

そう語ってくれたのは横浜で中古バイクの買取店兼販売ショップを経営しているMさん。

Mさんも実はホンダの大ファンで、それが高じて整備士の資格を取り、この道に入ったそうです。

PCXに限らずホンダのモデルはどれをみても戦略的。

市場を知り尽くしているし、ファンの心理をよく捉えているといいます。

好きであるが故に語り出したら終われないほど熱い思いが込み上げてくる~。

人を突き動かすホンダバイクの底力を知らされたようでした。